人間ドック
「人間ドック利用規程」は令和4年4月1日受診分から改定されますので、ご留意ください。
長い航海をした船はドックに入って総点検をし、傷んだ箇所があれば修理し、船体を塗り替えて再び航海に出ます。
これと同じように、わたしたちもドックに入って具合の悪いところがないかどうかを調べ、もしあれば早めに治し、またもし何もなければ健康に自信を得て、健康で明るい生活を続ける、……これが人間ドックの考え方です。
言いかえれば、自分の健康状態を把握するための高度で総合的な健康診断です。
当健保組合では、条件を満たした被保険者及び被扶養者の方に人間ドック受診料の補助を行っております。
次項をご参照ください。
受診料補助金受給条件
- 受診年度内で、満35歳以上であり、かつ当健康保険組合の被保険者の資格または被扶養者の認定を得てから6か月を経過していること。
- 受診可能回数は年度内1回(4月~翌年3月)
- 受診前に事業所を通じて当健保組合に申し込みを行っていること。
(任意継続の方は直接健康保険組合にお申し込みください) - 受診項目が健保連人間ドック健診検査項目を満たしていること。
- 受診結果を当健康保険組合に提出すること。
(医療機関から送付される場合は、改めての提出は不要です。)
(受診結果は40歳以上の方は特定健診項目、40歳未満の方は定期健康診断の法定健診項目の結果のみで結構です。)
健保連人間ドック健診検査項目
区分 | 項目 | 備考 | |
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必 須 項 目 | 身 体 計 測 |
身長 | |
体重 | |||
肥満度 | |||
BMI | |||
腹囲 | |||
生 理 |
血圧測定 | 原則2回測定値と平均値 | |
心電図 | |||
心拍数 | |||
眼底 | 両眼撮り | ||
眼圧 | |||
視力 | |||
聴力 | 簡易聴力 | ||
呼吸機能 | 1秒率、%肺活量、%1秒量(対標準1秒量) | ||
Ⅹ 線 超 音 波 |
胸部Ⅹ線 | 2方向 | |
上部消化管Ⅹ線 | 食道・胃・十二指腸。4ツ切等8枚以上 *1 | ||
腹部超音波 | 検査対象臓器は肝臓(脾臓を含む)・胆のう・膵臓・腎臓・腹部大動脈とする。但し、膵臓検出できない時はその旨記載すること。 | ||
生 化 学 |
総蛋白 | ||
アルブミン | |||
クレアチニン | |||
eGFR | |||
尿酸 | |||
総コレステロール | |||
HDLコレステロール | |||
LDLコレステロール | |||
Non-HDLコレステロール | |||
中性脂肪 | |||
総ビリルビン | |||
AST(GOT) | |||
ALT(GPT) | |||
γ-GT(γ-GTP) | |||
ALP | |||
血糖(空腹時) | |||
HbAlc | |||
血 液 学 |
赤血球 | ||
白血球 | |||
血色素 | |||
ヘマトクリット | |||
MCV | |||
MCH | |||
MCHC | |||
血小板数 | |||
血 清 学 |
CRP | 定量法 | |
血液型(ABORh) | 本人の申し出により省略可 | ||
HBs抗原 | 本人の申し出により省略可 | ||
尿 | 尿一般・沈渣 | 蛋白・尿糖・潜血など 沈渣は、蛋白、潜血反応が陰性であれば省略可 |
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便 | 潜血 | 免疫法で実施(2日法) | |
問 診 診 察 |
医療面接(問診) | 医療職が担うこと(原則、医師・保健師・看護師とする)問診票(質問票)は、 特定健診対象者には特定健診質問票22項目を含むこと。 | |
医師診察 | 胸部聴診、頸部・腹部触診など。 *2 | ||
判 定 ・ 指 導 |
結果説明 | 医師が担うこと。 受診勧奨、結果報告書、特定健康診査対象者には情報提供 *2 |
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保健指導 | 医療職が担うこと(実施者は「特定健康診査・特定保健指導の円滑な実施に向け た手引き(第3版)」に準ずること。医師の結果説明の間での実施可とする) 受診勧奨、結果報告書、特定健康診査対象者には情報提供 *2 | ||
*1 Ⅹ線検査を基本とする。本人及び保険者から内視鏡検査の申し出があった場合は、オプション項目に掲げる金額を加算し実施する。 | |||
*2 診察・説明・指導は、施設の実状を踏まえた効率的な運用を認める。なお、原則として医師による診察と結果説明は別々に行うこと。 |
補助支給限度額
健康保険組合 補助支給限度額 |
35,000円(税込) |
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限度額に満たない場合は実費を支給します。
婦人科検診を受けた方には、限度額に10,000円を加算します。
受診年度内に満50歳となる被保険者には、限度額に5,000円を加算します。
(婦人科検診との併用は可能です)
※市区町村等からの補助金を利用する場合は、当健保組合からの補助金は支給されません。
受診機関(利用者が希望する健診機関)
健康保険組合は、特定の健診機関を推奨することはありませんので、契約健診機関以外の一般健診機関でも受診できます。
健保連契約医療機関一覧については、健保連からの指導により電子データの提供を取りやめています。印刷した一覧は提供可能ですので、ご希望の方は、事業主を通じて(任意継続の方は直接)健康保険組合に希望地域を指定してお申し出ください。
申込方法
STEP 1 |
受診希望者が直接予約してください。 MRSO株式会社のホームページからも検索可能です。 必須項目の保険者番号は「06135123」となります。 最初に、当健保組合が契約している医療機関が表示されます。 |
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STEP 2 |
予約後は所定の「人間ドック利用申込書」と「質問票」、事業所へ提出してください。 |
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STEP 3 |
当健康保険組合から「人間ドック受診利用券」(以下「利用券」という)と「人間ドック受診者通知書」(以下「通知書」という)が発行されます。 |
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STEP 4 |
受診当日は「利用券」および「通知書」を健診機関の窓口に提出してください。 ※申込みは利用前とし、事後の申込みは認めません。 |
健康保険組合への請求を認めない機関で受診する場合
ご自分で費用を全額支払い、「領収書」を受け取ってください。その後、必要書類を事業所へ提出してください。健診費用のうち「当健康保険組合負担分」をお支払いいたします。
(この場合でも、当健康保険組合に上記STEP2のとおり申込みしてください。事後の申込みは認めません。)
必要書類 | 人間ドック補助金受給申請書 記入例 |
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【添付書類】
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